インダストリアルヴィンテージ風?...管理人ジャンゴです。前回の記事<古材テーブルに貫を追加>でテーブルの土台部分は作り終わりました。今回は天板部分..結構厚みが違うんですねぇ...どうなることやら...⇓
今回の一番の問題。天板の横が見苦しい...
まずは見てみましょう⇓こんな感じです...結構汚いですね...私が古材で何か作る際、一番気を使っているのが『雰囲気が出る汚さ』か『ただ汚いだけか』を見極めることです。これは本来はアウトなのですが天板の材料が残り少ないので、やむなく使いました。
上から見ると⇓板の幅も違います...ただこれがなかなかいい雰囲気が出てるんです。時代背景がにじみ出るというか...ウォータイムのギターみたいな、アイアンが手に入らずペグがプラスチックになったというか..そんな感じです。分かりづらいかな..( TДT)
なのでこれはサイドに化粧材を付けて解決していきたいと思います。
化粧材も古材で作ります
適当に古材を見繕ってカットし⇓一番上に載せてある2枚これを化粧板としてこのように⇓
付けようと思います。これで高さも安定するし見栄えも良くなるはず...なんですが、問題が一つ⇓
高さを調整する為には、一番厚みのある板に合わせなければなりませんねぇ...残念ながら両側の二枚はこの化粧板より薄いんです...一周させれば解決なんですが、どうしようか...
ひとまず枠に板を載せてみます
適当に載せて⇓
化粧板の長さをピッタリに微調整⇓
板が反っているので大変です...
そしてもう一回化粧板をあてて⇓
この段差をどうするか悩んでいた所、不思議とこの方がいいんじゃないか...なんて思ってきました。というのもこの化粧材を一周させてしまうと、板自体の雰囲気を壊してしまうかも...なんて思えてきたのです。なのでこのままいこうと思います。駄目なら足せば良し:-D
化粧材を取り付け。穴をあけビスで固定。
位置を出し穴を開けまくって⇓そしてビスで固定⇓
両側なのでもう片方⇓
こちらの方が、結構割れてたり化粧板自体も歪んでいたり、大変でしたがなんとかここまで調整しました。
ダボにタイトボンドをたっぷり塗って固定
まずは適当な器にタイトボンドを⇓入れて⇓
これにダボをつけて⇓
穴に差し込み⇓
金槌でトントン⇓
そしてこんな感じに⇓
乾くまで放置してノコギリでカット⇓
そしてヤスリでツルツルにして⇓
遠くから見ると⇓
目立ちますね...なのでニスで調整しながら⇓
どうでしょう⇓
何となく目立たなくなったような...写真だと目立ちますが、肉眼ではそこまで気にならなくなりました。
古材に釘はよく合うので天板を固定
ビスはいまいちですが、鉄釘は合うんです。適当に打って⇓
しっかり固定。裏からビスも止めたので、バタバタする心配はありません。
仕上げは水性ニス
今回はこのニス⇓まずは試しに少しだけ⇓
艶が出過ぎても困るので試しに塗りました。油性ニスより艶が弱いようなのでいい感じです。
どんどん塗ります天板は完成⇓
これを乾かしている間に脚など土台も塗っていきます。適当に台を敷いて⇓
土台はニスにほんの少し水を足してほんのり塗りました。余りツヤツヤでもあれなので...⇓
完成です
いつもの
ビフォー
アフター
というわけで古材のテーブルを作り直してみました。文句なしに作り直して正解ですねぇ。私的にはワンポイントのボルトが大正解だと断言します。
インダストリアル風には...見えるか疑問ですが...ボルトの感じ、無駄に太い幕板,など一般家庭には不向きな武骨な感じが工業デザインぽく見えなくもないですねぇ 😀 少なくとも『このテーブルちょー可愛い!!』なんて言われることない男らしいテーブルになりました。ここにO.C.ホワイトのビンテージスタンドランプを置いたら...ゾクゾクしますね 😀 やりすぎかな...
ではでは 😀